この分野の書籍は、単なる経験談に終わったり、現場と乖離したアカデミックな理論となっているものも多いが本書は違った。理論を抑えている若手実務家が書いているので、現場感覚とマッチしたうえで自社にも応用が利く内容になっている。 発売当初に買って、一年経って読み直すとまた違っ気付きが多々あった。事業分野・企業ステージに関わらず活用できるので、一冊持っておくとするならこれがベストだろう。
通常、著者の単一の視点で書かれて書籍が多いのですが、この書籍は両面で学べるので、そこから本当のコツが見えてきました。ハウツー本よりも読み応えがあります。
事業計画策定にあたり数多くの本を購入しましたが、本書が最も参考になりました! 資金調達という目的にフォーカスし体系だっていて、事業計画を作成するにあたって必要な知識がバランスよくカバーされています。類書と比べると、現場を理解したうえで書かれているので、ベンチャーキャピタルからの調達を計画されない方にも十分役立つと思います。 大学講義やセミナーなどでも採用されているようです。
初めてのベンチャーキャピタルからの資金調達は、分からないことばかりだ。 一度経験すると大したことはないのだが、そう何度も経験することではない。 また、入り口の部分、最初の調達が一番大切でもある。 本書第2部では 会社設立及びVCから資金調達をしてから日の浅いベンチャー経営者伊藤氏が 自らの心の動きや具体的事例を素直に述べている。 活きた現場を感じることができ、参考になる点が多い。 伊藤氏は大学卒業後、大手メーカー勤務を経て会社設立。中小企業診断士も取得している。 恐らく勘や経験だけで突き進むのではなく、情報を上手く活用し、会社を経営しているのであろう。 だから、自らの経験が単なるエッセイに終始せず、他の経営者も応用できる表現になっている。 第1部では現役のキャピタリストによって書かれている。 こちらは活きた現場を、経験ではなく理論を多く用いて説明がなされている。 よく知られる経営理論の具体的活用事例が多く、かつ、読み易い。 現場を知りまた多様な関係者に気を使うために、実務者が著書を記すことは、 コンサルタントや研究者と比べると一般的に難しい。 そこに理論を交えることでうまく表現し、しっかりとした持論が展開されている。
一般的な学術書ではなく、ベンチャーキャピタルからの 資金調達について、実際の体験を交えて、具体的に 書かれており、とても参考になりました。